山本芳美 身体を彫る、世界を印す イレズミ・タトゥーの人類 今回は2022年に春風社より出版された『身体を彫る、世界を印す〜イレズミ・タトゥーの人類学』の著者である山本芳美さんにお話を伺いました。インタビュアーは山本和行さんです。 【著作概要】文化人類学、芸術... 続きを読む 2023年1月11日
石田智恵 同定の政治、転覆する声 アルゼンチンの「失踪者」と日系人 【著作概要】 1970年代、アルゼンチン軍事政権による反政府活動家の弾圧が生み出した大量の「失踪者」、その中には日本人移民の子どもたちがいた—死体なき「強制失踪」という国家テロリズムと、日常的な人種主... 続きを読む 2022年3月9日
川瀬由高 共同体なき社会の韻律 中国南京市郊外農村における「非境界的集合」の民族誌 ふらりと集まり、すっと立ち去る。明確な境界を有する「コミュニティ」の発想では捉えきれない、中国農村社会で見られる何気ない交流のしくみを描いた民族誌。 2021年9月15日
横田祥子 家族を生み出す 台湾をめぐる国際結婚の民族誌 『家族を生み出す〜台湾をめぐる国際結婚の民族誌』(春風社)を出版された横田祥子さんをお迎えしてご自身の著作について語っていただきました。 【著作概要】 台湾では1980年代以降、仲介業者の斡旋による国... 続きを読む 2021年8月4日
越智郁乃 動く墓 沖縄の都市移住者と祖先祭祀 ブック・ラウンジ・アカデミア、第11回目は越智郁乃さんに著書『動く墓〜沖縄の都市移住者と祖先祭祀』(2018年 森話社)について語っていただきました。 【著作概要】 「家より先に墓を建てろ」「人は借家... 続きを読む 2021年6月2日
堀田あゆみ 交渉の民族誌 モンゴル遊牧民のモノをめぐる情報戦 ブック・ラウンジ・アカデミア、第10回目は堀田あゆみさんに著書『交渉の民族誌〜モンゴル遊牧民のモノをめぐる情報戦』について語っていただきました。 【著作概要】 移動生活のため必要最低限のモノしか持たな... 続きを読む 2021年5月19日
宇田川彩 それでもなおユダヤ人であること ブエノスアイレスに生きる〈記憶の民〉 重いリュックを背負って、しなやかに歩む! 旧約聖書の時代からディアスポラとして暮らしてきた彼らが、今もユダヤ人であり続けるのはなぜか? ある場所からの出立は、ユダヤ史において繰り返されてきた光景であっ... 続きを読む 2021年3月17日
上水流久彦 帝国日本における越境・断絶・残像 人の移動 モノの移動(二冊) [人の移動] 国境なき越境、その実像を「人」から探る。内地と外地を厳しく分けながらも一体化をはかる強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで軽々と渡りゆく人々もいた... 続きを読む 2021年3月10日