坂井めぐみ 「患者」の生成と変容 日本における脊髄損傷医療の歴史的研究 今回は2019年、晃洋書房より出版された『「患者」の生成と変容〜日本における脊髄損傷医療の歴史的研究』の著者坂井めぐみさんがゲストです。研究の背景やご自身の経験、さらにはご自身の出身である立命館大学先... 続きを読む 2022年3月2日
謝花直美 戦後沖縄と復興の「異音」 米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望 今回は『戦後沖縄と復興の「異音」』を出版された、沖縄大学地域研究所特別研究員で、沖縄タイムスで記者をされている謝花直美さんにゲストとしてお越しいただきました。インタビュアーは松田ヒロ子さん。 【著作概... 続きを読む 2022年2月23日
佐藤彰宣 〈趣味〉としての戦争 戦記雑誌「丸」の文化史 2021年に創元社より『〈趣味〉としての戦争〜戦記雑誌「丸」の文化史』を出版された歴史学者の佐藤彰宣にお越しいただき、その著作について語っていただきました。インタビュアーは松田ヒロ子さん。 【著作概要... 続きを読む 2022年2月2日
藤本大士 医学とキリスト教 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 2021年8月に法政大学出版局より『医学とキリスト教〜日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』を出版された歴史学者の藤本大士にお越しいただき、その著作について語っていただきました。各種資料を用... 続きを読む 2022年1月19日
浜井和史 戦没者遺骨収集と戦後日本 アジア・太平洋戦争における海外戦没者約240万人のうち、100万を超える遺骨が今なお現地に残る。戦後の日本は、海外戦没者の処理問題に真摯に向き合ってきたといえるのか。「遺骨収集事業」をめぐる諸外国との... 続きを読む 2021年12月8日
洪郁如 誰の日本時代 ジェンダー・階層・帝国の台湾史 「日本時代」とは何か。印象論的な「親日台湾」を乗り越え、台湾のいまを知るためには、とりわけ日本が深く関わった時代に正面から向き合う作業が避けて通れない。植民地統治は、当時の台湾の人々の生活とその戦後を... 続きを読む 2021年10月27日
田中智晃 ピアノの日本史 楽器産業と消費者の形成 富裕層の専有物であったピアノが人々に親しまれるようになった由来を、明治~現代の歴史からたどり、その普及を可能にした原動力を経営学・マーケティングの観点から明らかにした。斜陽産業化の危機を超えるメカニズ... 続きを読む 2021年10月6日
平野恵美子 帝室劇場とバレエ・リュス マリウス・プティパからミハイル・フォーキンへ 『帝室劇場とバレエ・リュス〜マリウス・プティパからミハイル・フォーキンへ』を出版された平野恵美子さんにお越しいただき、ご自身の著作について語っていただきました。この著書で第71回芸術選奨「評論等部門」... 続きを読む 2021年7月7日
塩川伸明 国家の解体 ペレストロイカとソ連の最期 1985年のゴルバチョフの書記長就任に始まるペレストロイカとグラスノスチ(情報公開)を契機として、1991年12月までに、15共和国、2.9億人からなるソ連という巨大な国家が解体していく政治過程を描き... 続きを読む 2021年5月12日
中山 大将 サハリン残留日本人と戦後日本 樺太住民の境界地域史 サハリン残留日本人とはいかなる経験をした人々なのか。境界変動は住民にいかなる影響を与えるのか。外交文書、市民団体資料、聞き取り調査を基に〈国境と国民の時代〉を境界変動・住民移動・国民再編という観点から... 続きを読む 2021年4月14日