藤本大士 医学とキリスト教 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 2021年8月に法政大学出版局より『医学とキリスト教〜日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』を出版された歴史学者の藤本大士にお越しいただき、その著作について語っていただきました。各種資料を用... 続きを読む 2022年1月19日
元森絵里子 多様な子どもの近代 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち 今回は青弓社より『多様な子どもの近代〜稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち』を出版された元森絵里子さんにお越しいただき、ご自身の著作についてお話しいただきました。インタビュアーは坪井瞳さんです。 【著作... 続きを読む 2022年1月5日
岡崎弘樹 アラブ近代思想家の専制批判 オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間 今回は東京大学出版会より『アラブ近代思想家の専制批判』を出版された岡崎弘樹さんにお越しいただき、ご自身の著作についてお話しいただきました。インタビュアーは鶴見太郎さんです。 【著作概要】 アラブ・イス... 続きを読む 2021年12月22日
浜井和史 戦没者遺骨収集と戦後日本 アジア・太平洋戦争における海外戦没者約240万人のうち、100万を超える遺骨が今なお現地に残る。戦後の日本は、海外戦没者の処理問題に真摯に向き合ってきたといえるのか。「遺骨収集事業」をめぐる諸外国との... 続きを読む 2021年12月8日
田中輝美 関係人口の社会学 人口減少時代の地域再生 住む人が減ったら、地域は再生できないのか? 関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」。各地の事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の... 続きを読む 2021年11月10日
洪郁如 誰の日本時代 ジェンダー・階層・帝国の台湾史 「日本時代」とは何か。印象論的な「親日台湾」を乗り越え、台湾のいまを知るためには、とりわけ日本が深く関わった時代に正面から向き合う作業が避けて通れない。植民地統治は、当時の台湾の人々の生活とその戦後を... 続きを読む 2021年10月27日
今井宏昌 暴力の経験史 第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験 1918〜1923 暴力の経験は「政治の野蛮化」にどのような影響を及ぼすのか。義勇軍という同じ経験をもちながら、その後はナチ、共和派、コミュニストと別々の政治的道程を歩んだ3名を検討対象に、彼らの経験がもつ歴史的意味を問... 続きを読む 2021年10月13日
田中智晃 ピアノの日本史 楽器産業と消費者の形成 富裕層の専有物であったピアノが人々に親しまれるようになった由来を、明治~現代の歴史からたどり、その普及を可能にした原動力を経営学・マーケティングの観点から明らかにした。斜陽産業化の危機を超えるメカニズ... 続きを読む 2021年10月6日
松崎寛子 鄭清文とその時代 郷土を愛したある台湾作家の生涯と台湾アイデンティティの変容 日本統治時代に生まれ、終戦・旧国民党独裁時代・民主化と進む激動の戦後台湾を生きた作家鄭清文。2017年に逝去すると当時の台湾文化部部長であった鄭麗君は彼を悼んで「国宝」級作家と称えた。彼の作品は台湾の... 続きを読む 2021年9月29日
川瀬由高 共同体なき社会の韻律 中国南京市郊外農村における「非境界的集合」の民族誌 ふらりと集まり、すっと立ち去る。明確な境界を有する「コミュニティ」の発想では捉えきれない、中国農村社会で見られる何気ない交流のしくみを描いた民族誌。 2021年9月15日